世界初、大型映像上映「2D-3D同時視聴体験実験」 −Hidden Stereo 技術による Natural 3D 体験− において、映像制作技術を担当

株式会社IMAGICA Lab.(本社:東京都品川区、代表取締役社長:大林克己、以下IMAGICA Lab.)は、2月28日(日)、文化庁と株式会社IMAGICA GROUP(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:布施信夫、以下IMAGICA GROUP)が主催する、Hidden Stereo技術(※)を用いた世界初の2D-3D同時視聴実験、大型映像コンテンツ「発見!南極に恐竜がいた!」(以下当コンテンツ)の博物館上映において、映像制作技術を担当いたします。

本イベントは、IMAGICA GROUPが文化庁より受託している令和2年度戦略的芸術文化創造事業「文化芸術収益力強化事業」の一環です。

通常、3D映像は、視差のある映像を3Dメガネによって左右別々に見ることで、3D映像と認識されます。そのため3Dメガネを外した状態では映像が二重に見え、2D映像として視聴することは困難になります。今回、NTTのHidden Stereo技術とIMAGICA Lab.の大型映像制作技術・ノウハウを組み合わせることで、当コンテンツでは、3Dメガネをかけると3Dの立体視に対応した映像が視聴でき、メガネをかけなくてもオリジナル映像に視差がない鮮明な2D映像を同時視聴することが可能になりました。これにより、視聴者は2D、3Dの視聴環境を自由に選択することが可能になるほか、3D映像特有の視聴年齢等の制限もなく、年代を問わず多くの方が同時に映像を楽しむことのできる、新しいバリアフリー型の映像視聴を実現いたしました。

Hidden Stereo技術を使用した大型映像の博物館上映は、世界初の取り組みとなります。IMAGICA Lab. では、今後もこのような最新技術を活用した新たな視聴体験を技術面からサポートすると同時に、お客様や社会のニーズに即した付加価値の高いサービスの提供に努めてまいります。

(※)Hidden Stereo技術は、NTTが保有する、“人間の知覚の仕組み”を利用し、オリジナルと同じに見える2D画像内に3D画像情報を隠して埋め込む技術です。

文化庁委託事業「文化芸術収益力強化事業」NEXT VISION JAPAN
『2D-3D同時視聴体験実験』 −Hidden Stereo 技術による Natural 3D 体験−


<開催概要>
文化庁委託事業「文化芸術収益力強化事業」 NEXT VISION JAPAN
『2D-3D同時視聴体験実験』 −Hidden Stereo 技術による Natural 3D 体験−

上映タイトル:「発見!南極に恐竜がいた!」
日時:2021年2月28日(日)
会場:豊橋市自然史博物館(愛知県豊橋市大岩町字大穴1-238、豊橋総合動植物公園内)
   ※日本最大級の巨大スクリーン(幅約18 m、高さ約10 m)にレーザー・シネマ・プロジェクターを装備した施設
主催:文化庁、株式会社IMAGICA GROUP
共催:豊橋市
協力:NTTコミュニケーションズ株式会社、日本電信電話株式会社、株式会社さらい
制作:株式会社IMAGICA GROUP、株式会社IMAGICA Lab.、NTTコミュニケーションズ株式会社、日本電信電話株式会社
申込方法:下記サイトよりお申し込みをお願いいたします。
https://tinyurl.com/y4ctwg7w

<本イベントにおける各社の役割>
(1)IMAGICA GROUP:当上映イベントに関する総合プロデュース
(2)IMAGICA Lab.:当上映に関する映像制作技術(コンテンツ制作、DCP作成)、広報関連制作
(3)豊橋市:上映会場(豊橋市自然史博物館)の提供 運営
(4)NTT、NTT Com:Hidden Stereoの技術貸与
(5)さらい:「発見! 南極に恐竜がいた!」の映像使用権の貸与、映像監修

イベント詳細につきましては、以下、特設サイトよりご覧ください。
令和2年度文化庁委託事業「文化芸術収益力強化事業」NEXT VISION JAPAN特設サイト
https://eex.co.jp/bunka/

■IMAGICA Lab. 担当者
エンターテイメント事業本部 営業部 プロダクション営業グループ 小川
以下のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
https://www.imagicalab.co.jp/contact/production-technology-services-movie/