IMAGICA Lab.がオリジナルVRコンテンツを制作

株式会社IMAGICA Lab.(本社:東京都品川区、代表取締役社長:大林克己、以下IMAGICA Lab.)は、訪日外国人観光客の滞在地域での体験満足度を向上させるため、文化財に対して多言語で先進的・高次元な言語解説を整備する文化庁 平成30年度 文化財多言語解説整備事業として、新潟県佐渡市の協力のもと、オリジナルコンテンツ『SADO VR』を制作いたしました。

この度、コンテンツが完成したことから、佐渡市長である三浦 基裕氏を表敬訪問し、観光客に体験いただくVRゴーグルの贈呈式を実施いたしました。実際に市長にも体験いただき、大変ご好評をいただきました。

VRゴーグルの贈呈式

『SADO VR』は数多くの代表的な重要文化財にスポットを当て、最先端のVR技術を活用して高精細撮影を行い、文化財をリアルな体験を持って奥深く知ることができるコンテンツになっています。また、文化財の解説を日本語、英語、中国語の3言語のナレーションを使って分かりやすく伝えることで、従来の案内板やパンフレットの多言語翻訳の域を超えて、文化財を直感的に理解することが可能となっています。入場規制がある場所での体験や、普段あまり見ることのできない佐渡の民俗芸能等も体験することも可能です。コンテンツは佐渡島内外複数の施設で体験することができ、施設ごとに異なったバージョンのVR映像を準備しているので、各施設を巡ることで様々なVR体験を楽しむことができるようなコンテンツとなっております。

IMAGICA Lab.では、映像を視聴体験する際の没入感を追求する先進映像技術をリサーチするプロジェクトチームである、イマーシブ・メディア・ラボ(以下IML)を2016年8月に発足させ、360度VR立体映像及び、立体音響コンテンツの制作に向けた技術サービスを研究開発しております。
今回制作した『SADO VR』は、IMLで研究してまいりました映像と音声の収録や、加工処理方法等の先端技術を惜しみなく投入し、制作したものです。
YouTubeにて『SADO VR』のダイジェスト版をご覧いただけます。 URL:https://youtu.be/Y3go3AfamlY

VRゴーグルの贈呈式