映像メディア変換(デジタル化・マイグレーション)

映画用フィルム、VTRテープ、音声メディアなど、 物理メディアからデジタルデータへの変換、将来的にも利用可能なメディアへのコピー作業を承ります。自社開発のロボットにより、大量処理にも対応可能です。

フィルムからのデジタル化

フィルムは適切に保管すれば、100年以上その映像の記録状態を維持できるメディアです。時代毎に適切にデジタル化をしていくことで、より多くの利活用の機会を得ることができます。デジタルデータとフィルムの両方を長期保管していくことで、さらに作品の寿命を延ばすことができます。

フィルムスキャン(フィルムからデータへの変換)

フィルムをデジタル上で修復・編集したり、上映するためには、デジタル化が必要です。1コマ1コマ専用のスキャナーでデジタル化することで利活用ができるようになります。当社は自社開発のウェットスキャナーや劣化対応スキャナーなど、フィルムの状態や用途に合わせて多様なスキャナーでデジタルデータへの変換を行います。

Cine Vivo®(ウェットスキャン)

Cine Vivo®(ウェットスキャン)

オプチカルプリンターを改良した自社開発のテレシネ機により、低リスク、高画質、低コストのHD化を実現いたします。

  • ウェットゲート使用によりネガ傷を軽減させた収録
  • レジピンを使用した安定した画
  • ネガに優しいゲートを使用
  • FCCを使用した当時の色味の再現

Scanity(高速スキャン)

DTF社のScanityというリアルタイムスキャナーにより4K収録も可能なデータ化を行います。

2k収録はリアルタイム、4k収録は15コマ/s スピードで処理できることから、予算に沿ったスキャニング作業を実現。
物理的なレジピンは無く、Scanと同時にsteadinessを実行するので、Filmに優しい。(オリジナル原版に優しい。)
Scan実行時に、【 Archive Menu 】 というFilm素材に適した適正値を反映させる事ができ、修復作業時に有効なOverscan Mode を搭載。

ビデオテープのデータ化

プロフェッショナル用ビデオテープの再生機は間もなくサポート期限を迎え、 再生環境の維持が困難となっていきます。 これからの放送・パッケージ・ネットワーク配信へと映像資産を継承していくためには 、保管されているビデオテープのデータ化が急務です。 ビデオ技術に精通したスタッフがお客様のコンテンツ活用戦略に沿った多様な変換に対応します。

大規模マイグレーション

大量のテープを保有する放送局・プロダクション・企業の大規模なデータ化プロジェクト・アーカイブ構築には、産業用ロボットによって オートメーション化したラインで対応。累計数十万巻の変換実績があります。 自社開発システムのため、様々なご要望に柔軟にカスタム対応いたします。

関連情報

サポート情報
竹芝メディアスタジオ ご利用案内(入館受付・素材搬入・近隣駐車場)

竹芝メディアスタジオのご利用にあたって、入館受付方法、編集・MA室のご利用、素材搬入方法などクイックガイドとしてご案内します。

フィルムレコーディング
ARRILASERの部品交換・修理に伴うサービス一時休止のお知らせ

休止期間:2021年6月28日(月)~ 7月4日(日)

フィルムスキャン
ScanityとARRILASERの大阪移設に伴うサービス一時休止のお知らせ

当社、東京映像センターのフィルムスキャンおよびフィルムレコーディングの設備をフィルム関連サービスラインの集約・作業効率改善のため大阪映像センター移設をいたします。

フィルムアーカイブ
アジアの名作映画のデジタル修復事業~IMAGICA Lab.の挑戦!~

デジタルへの移行に伴い「フィルム」を扱うことのできる技術者や設備が急速に少なくなってきています。フィルムの技術とデジタル修復の技術を融合し、アジアの名作映画の修復に取り組んだプロジェクトをご紹介します。

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