
人と仕事PEOPLE & FIELDS

営業スタッフ
アーカイブの関心を
高めていくための活動を
積極的に行っています。
アーカイブの関心を高めていくための活動を積極的に行っています。
仕事以外の夢:いつか映画カフェをつくる
仕事内容
映像を後世に受け継ぐためのアーカイブ事業における営業を担当しています。具体的には、映画会社など既存クライアントへの営業活動や、アジアを中心とした海外機関、一般企業を含む新規クライアントへの当社サービスのご提案、市場拡大に向けたマーケティング活動などです。映像アーカイブの対象は、映画・記録映像・放送番組・CMなど多岐にわたるのですが、そういった映像資料を持つ方々がお客様となります。
これまで120年以上続く映像の歴史の中で、様々な想いが込められた映像が数え切れないほど作られてきました。それらの多くはフィルムやテープなどで記録されており、人類にとって文化財とも言える貴重な資産であるにも関わらず、経年により劣化が進行し続けている状況です。映像アーカイブにおいてはそういった様々な課題があります。そのうちの1つに、社会における認知の低さがあります。そのような中で、世の中の関心を高めるため、第30回東京国際映画祭でのデジタル修復セミナーやクラウドファンディングサポートを企画したり、海外の方をお招きしたトレーニングプログラムなどを開催したりしています。
IMAGICA Lab.を選んだ理由
私は学生時代から映画を含め、絵画や落語など様々な文化に関心がありましたが、その中でも「映像」は素晴らしい文化であるにも関わらず、衰退して後世ではほぼ消滅してしまうものが多くあるということや、有名な作品でなくとも人間の機微を正確にとらえた作品があるということを学びました。映画は1世紀以上の歴史がありながら、現代にも生きた芸術です。その文化を未来へと受け継いでいくために少しでも貢献できないかと思いました。
その一方で、現在は、映画館やテレビだけでなく、様々なデバイスにより個人的な空間で映像を楽しむ時代です。だからこそ、国や地域を超えて、もっと気軽に映画を楽しめる環境を作っていけるのではないかと思いました。
この両面から映像を支えていけるのは、現像所時代の技術を基にした映像修復の技術を持ち、かつ、様々なメディアへの展開や海外へのローカライズ事業、さらには新技術開発をも積極的に行っている当社だけと考えました。

私の仕事 or 部署は、ここが面白い!!
映像アーカイブに関わる各機関の担当者様は、パッションに溢れている方が多くとても刺激的です。
人材・資金・法律など様々な側面で課題を抱え、多くの制約のある中でいかに映像を残し、そして未来につなげていくのか・・・時に道なき道ですが、そのような中でも真剣に考え、取り組まれており、学ぶことが多く尊敬しています。そういったお客様の力に少しでもなれることは、私にとって大きなやりがいです。
また、当社には長年の歴史の中で受け継がれた技術とともに、新機材や新商材の開発などを積極的に行う技術者が多数います。そのアイディア・技術力・チャレンジ精神に感動しながら一緒に仕事ができることは何より魅力的で、自分自身成長させてもらっていると感じています。